「生きる」を考える

訳もなく生まれたから、その訳を考えるしかない。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ生きていかなければいけないのか?

両親が子作りをして人間が生まれました。それが私です。両親はきっと、こんな子供が産まれるなんて知らなかったことでしょう。けれどそれは私も同じこと。私だって、こんな人間に生まれるなんて知らなかった。気づいたらもう生まれていて、生きることが決め…

美しい花がある、花の美しさというものはない

美人とは何か。それは容姿が整っているということだけではない。容姿が整っておりかつ多くの人に「美しい」と思わせる何かを秘めている人のことだ。 遺伝子には当然ながら個体差がある。人それぞれの容姿にも違いがある。肌質や髪質の違い、骨格の違い、目の…

美人という特権

美人を見かけると、つい見てしまう。 その子供のように純粋な瞳の輝きに、彼女の汚れのない美しい心を期待する。 漆黒のダイヤを思わせる艶やかな髪。引き寄せられるような豊満で血色の良い唇。 純白の絹のようにきめ細かい瑞々しい肌や色香漂う艶かしい肢体…

飽和した世界の憂鬱

「これは何?」 誰かが言った。それが何か、知る者は誰1人としていなかった。未だかつて誰も知り得ない真実の果実の味はどんなものだろう。彼はそれを見つめながら、ただ1人想像の翼を広げていた。そしてその翼は彼に空へ飛び立つ力を与え、果実の味は全ての…

私が消える日常

何かに集中している時、その時自分はどうなっているのだろう。 私がテレビを見ている時、私は光る箱の中の世界に溶け込む。 そこに自分はいない。あるのは、触れることのない色と世界と人。 けれど、やはり気づけば私はそこにいる。 この「気づけば」という…

半年ぶりの

半年ぶりにブログを更新する。癇癪を起こしそうになるほどの暑さは過ぎて、身を丸くするほどの寒さが少し落ち着いてきた。懲りもせず、僕は書いている。過去記事を読むと、半年前の自分は色々と精神的に参っていたんじゃないかと思える。でも時折、妙に理想…

半年ぶりの

半年ぶりにブログを更新する。癇癪を起こしそうになるほどの暑さは過ぎて、身を丸くするほどの寒さが少し落ち着いてきた。懲りもせず、僕は書いている。過去記事を読むと、半年前の自分は色々と精神的に参っていたんじゃないかと思える。でも時折、妙に理想…